競馬初心者の方は「夏競馬」の存在をご存知でしょうか?
夏競馬は他の季節の競馬レースと比較すると、かなり当てづらいレースが多いです。
競馬老人であっても、夏競馬に挑戦する人は少ないです。
・競馬初心者でもわかる夏競馬3つの特徴
・競馬初心者が夏競馬で当てる方法
夏競馬のレースならではの特徴があるため、知らない人はその特徴を知っていて損はありません。
今回は、競馬場初心者でもわかる夏競馬の主な特徴と、当てる方法について詳しく解説していきます。
目次
競馬初心者でもわかる夏競馬3つの特徴
競馬初心者でもわかる夏競馬の主な特徴は、以下の3つとなります。
・夏競馬はダービー馬が初登場
・夏競馬はローカルのみ
・G1レースはない
これらの特徴について詳しく見ていきましょう。
夏競馬はダービー馬が初登場
夏競馬は、ダービー馬がデビューしていることが大半です。
・ロジャーバローズ
・ワグネリアン
・ワンアンドオンリー
・オルフェーヴル
これらの競走馬は全て夏競馬でデビューされています。
デビューしたての競走馬のレースをしっかりと観戦していけば、次はこの競走馬がダービー馬かもしれないと予想することができます。
夏競馬でデビューしたダービー馬と同じレースでデビューした競走馬の実績を確認してみると、人気馬だったら大体 1勝クラスで連勝ならず・・・
人気がない競走馬だったら、勝利した回数が全くないまま引退に向かう競走馬がほとんどという状態でした。
ダービー馬はだいたい1勝クラスの競走馬と、勝ったことがない競走馬が同じレースにて出馬する・・・。
このレースが2歳新馬戦となります。
だから、夏競馬の2歳戦というものは、案外予想がしやすいものです。
夏競馬はローカルのみ
春競馬と秋競馬と冬競馬は、関東にある競馬場(東京、中山)と関西にある競馬場(阪神、京都)それぞれ分かれてレースを実施しています。
その期間によっては、関東と関西とローカル、3つの競馬場でレースが開かれる事もあります。
しかし、夏競馬に関しては、ローカルでしかレースが行われていません。
ちなみにローカルは、札幌、函館、新潟、福島、中京、小倉の競馬場のことを言います。
この内の、2つか3つの競馬場でレースが実施されます。
しかし、同じ北海道である札幌と函館は、同じ時期にレースが行われることはありません。
G1レースはない
夏競馬では、G1レースが開かれることはまずありません。
この「G1」というものは、トップクラスである競走馬を格付けをするレースのことを言います。
主に「日本ダービー」や「有馬記念」などは、G1レースと言います。
夏競馬以外のシーズンでは、G1レースは必ず行われます。
しかし、夏競馬のシーズンになると、重賞レースはほぼG3のレースとなります。
ちなみに、G2である「札幌記念」が最も高い格付けレースとされています。
だから、競馬老人しか知らないレースは、夏競馬のみのレースとなります。
しかし、地方競馬で実施される「ジャパンダートダービー」は7月である夏競馬に実施されます。
G1レースとはまた種類が違いますが、こちらのレースも比較的大きなレースだと言えます。
競馬初心者が夏競馬で当てる方法
競馬初心者が夏競馬で当てる方法は、以下の2つとなります。
・北海道シリーズのレースで挑む
・2歳戦で勝負する
これらの方法について詳しく見ていきましょう。
北海道シリーズのレースで挑む
夏競馬で当てたいのなら、北海道シリーズのレースに挑めば当選する確率が一気に増えるでしょう。
この北海道シリーズでは、関西馬で挑んだ方が勝率があります。
関東馬より関西馬の方が調教施設が整っているため、その調教具合がレースにていい味を出してくれます。
実際に北海道シリーズのレースで、関西馬の方が高い勝率を収めています。
過去のレースデータから見ても、そのパーセンテージは比較的高い信憑性があります。
その年ごとのレースデータを見ると、関東馬より関西馬の方がずっと安定的な勝率を収めています。
ただ、2014年に関東馬の調教施設が改修されています。
この影響で以後、前年の傾向がどこまで続くのか分からない状況になりつつありましたが、2020年の年まで未だに関西馬の方が高い勝率を綴っています。
しかし、前までは関西馬が平行的に安定した勝率を収めていましたが、2014年以降その勝率は多少の変動が強く見られています。
2歳戦で勝負する
夏競馬は上記でも書いたように、2歳戦でデビューする競走馬が非常に多いです。
レースが初めての競走馬が比較的多く出馬しているため、有力な馬だと思える競走馬を簡単に見つけることができます。
デビュー戦は基本的に弱い馬と強い馬が同時に走っているため、その差は歴然となります。
2歳戦のレースでその競走馬が勝利に導くと、陣営側は次に開かれる大きなレースまでしっかりと調教しようと考えます。
だから、有力馬のデビューが決まった時は、このレースは比較的当てやすいレースと思った方がいいでしょう。
ちなみに、デビュー戦で1着に勝利した各競走馬の実績がこちらです。
・コントレイル 2020年クラシック三冠、2021年桜花賞優勝
・デアリングタクト 2020年牝馬三冠
また、2歳戦はパドックでどの競走馬が有力馬なのか、しっかりと判別することができます。
2歳戦はそのレースのパドックにて、それぞれの競走馬の体格を見てみると、その差は歴然となっています。
しっかりと必要な筋肉が付いている競走馬は、レースで大きな力を発揮することは間違いありません。
調教が甘い競走馬も多数見られるので、素人でもすぐに判断することができます。
あと、騎乗する騎手がベテランなのかそれとも新人なのかも、有力馬の判断材料として非常に役に立ちます。
しっかりと調教を施した有力馬なら、その馬主はベテラン騎手に任せようとします。
そのレースで実績の高いベテラン騎手の存在を確認することができれば、その騎乗していく競走馬を確認してみてください。
その競走馬がレースにて、大きな力を発揮する可能性が比較的高いです。
さらに夏競馬の2歳戦は、JRAプレミアムのキャンペーンにて単勝でその馬券を買えば、配当金額がなんと5%にアップします。
そのキャンペーンが毎年行われるかは分かりませんが、2015年以降はそのキャンペーンが継続的に続いております。
もし、JRAプレミアムに加入しているのならば、このキャンペーンを積極的に利用するようにしましょう。
まとめ
今回は、競馬初心者でもわかる夏競馬の主な特徴と当てる方法について解説いたしました。
夏競馬は、ダービー馬がデビューすることが大半です。
デビューしたての競走馬のレースをちゃんと観戦していけば、どの競走馬がダービー馬なのかしっかりと判断することができます。
また、夏競馬はローカルのみにしかレースが行われません。
そのローカルは、札幌、函館、新潟、福島、中京、小倉の競馬場のことを言います。
あと、G1レースが開かれることはまずありません。
重賞レースは、ほぼG3レースとなっています。
最高格付けであっても、G2のみとなっています。
夏競馬を当てる方法は、北海道シリーズでレースに挑むことが大切です。
北海道シリーズでは、関東馬と関西馬の勝率が違っています。
関西馬の方が、勝率が高いです。
過去のデータを見ても、関西馬の方が安定的に高い勝率を誇っています。
また、夏競馬は2歳戦で勝負するのも良いでしょう。
2歳戦でデビューする競走馬が非常に多いため、有力な競走馬と言えるものを簡単に見つけ出すことができます。
デビュー戦は基本的に弱い馬と強い馬が同時に走っているため、素人でもすぐに有力馬だと判断することができます。